こんにちは!りょた(@Ryo54388667)といいます(^o^)
今回は、オブジェクト指向UIについて紹介します。
- オブジェクト指向UIってなに?
- UIのデザインパターンについて学びたい。
そのような人の参考になれば幸いです(^^)
0 きっかけ
普段、アプリを作成する際、何気なく画面周りとページ遷移の動線を考えていますが、あるとき、
ふと、設計の根拠が「他のアプリでよくある設計だから」といったようなものだと思いました。
他のアプリを真似るのも時には必要ですが、思考停止で設計するのはNGです。
何か重要な理論があるはずだと思い、デザインパターンを調べました。
そこで出会ったのが「オブジェクト指向UI」です。
早速、書籍を購入して勉強したので、そのアプトプットとして記述していきます。
ちなみに、引用している書籍はこれです。
1 オブジェクト指向UIとは
言葉の定義を紹介します。
オブジェクト指向UIとは、オブジェクトを手がかりに操作設計されたUIのことです。アプリケーションのUI構成を決める際に、オブジェクトを手がかりにして画面とデータを対応づける方法論がオブジェクト指向UI設計なのです。
オブジェクト指向UI
僕ははじめに読んだとき、ピンときませんでした(^^;
オブジェクトとは「もの」のことです。
とは言っても、概念的なものも含まれます。
例えば、「ユーザー」「組」「所属課」など。
言い換えると「名詞中心の操作設計」といったところです。
このオブジェクト指向UIを理解するためには、オブジェクト指向UIではないものを考えると理解の助けになります。
例えば、このアプリの画面があったとしたら、皆さんはどう思いますか?

「このDeleteボタンはなんなんだ!?何を削除するんだ?」
と思いませんか?この「何を」の部分が非常に重要です。
このアプリケーションの場合、「何を」つまり、オブジェクトをボタンを押した後に決める設計になっています。
この設計の場合、ボタンを押すまで、その後の操作が想像できないことが問題です。
それを踏まえて、今度はこの画面があったとしたらどうですか?

「ツイート1を更新したり、削除したりするのかな?」
と朧げながら理解できるのではないかと思います。
このように、
オブジェクトを先に選び、その後に操作を選ぶ設計にするのがオブジェクト指向UIの設計です。
個人的には「なるほど!」と思いました。
3 最後に
オブジェクト指向UIについて簡単ではありますが、紹介しました。
これを学んでからは、「普通はこうだから」ではなく、オブジェクト指向UIを根拠に設計をするようになりました。
書籍には、他にも、UI設計の演習問題のセクションがあり、実際のアプリケーションのUIを考えるプロセスを体験できます。
「画面周りをなんとなく考える人」のではなく、「方法論があって、それに従ったUI設計を考えられる人」にレベルアップするための書籍ですね。
非常に読みやすい書籍でした。詳しく知りたい人はぜひ手に取ってみてください(^^)
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!
未経験からエンジニアに転職するまでにやってきたことについては下の記事にすべて書きました。
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