「自分のやりたいことが分からない・・・」
「自分には夢がない。」
「この仕事を一生やっていくのかなぁ・・」
中学生であれば、進路相談の時
大学生であれば、就活の時
社会人であれば、数年働いた時
ふと考えることがあると思います。誰しも一度は通る道ではないでしょうか。
最近読んだ本にヒントがありました。
地平線を追いかけて満員電車を降りてみた レビュー
この本の中から特に心に響いた言葉があります。
聞き逃してはならないものは、あなたが意図せず「思ってしまった」ことです。
例えば、
「なんとなくカレーが食べたい」
「なんとなく海に行きたい」
というものを指します。
非常に感覚的なものですね!
そういう思いはあっても、多くの人はその「思ってしまった」という心の声に耳を傾けません。
あれやこれやと理由をつけ、聞くのをやめてしまう。
「カレーはカロリーが高いから」
「海は家から遠いから」
すごくやりがちですね。
僕も例に漏れず、よくやります。
合理的な理由を探して、自分の選択を正当化してしまう。
実行に移さずに、ただ想定しているだけのうちは、何もわからないということです。
この話で言えば、実際にカレーを食べてみて初めて、
「自分のカレーが食べたいという思いが、本当だったのか、あるいはそんなに欲しているものではなかったのか」
がわかるということです。「そう思っただけ」と「そう思って確かめてみた」の間には、
その理解度に、何倍もの開きがあるのです。
多くの人は「思ってしまった」ことがあったにもかかわらず、実行していません。
これが続くと、自分の内側の声が分からなくなります。
大事なのは、「思ってしまった」ことを行動に移して確かめることです。
自分の内側の声をヒントに行動すれば「本当にやりたいこと」を見つけることができそうですね。
一人でも多くの人がやりたいことを実現させてほしいところです(^^)
僕は当初、この本はどこにでもある小説だと思って購入したのですが、
そうではなく、自己啓発の良書でした。
よく見ると、サブタイトルに書かれていました。
「自分と向き合う物語」
2021年早速良書を読めてよかったです(^^)